豊富温泉の川島旅館が自家製造するプリンが好評だ。二○○七年三月に販売開始して以来、昨年十一月までに累計二万個を販売。地元の新鮮な豊富牛乳と生クリームを原料に、甘さを控えた素朴な味で人気を集めている。
プリンを作るのは川島旅館の湯守(ゆもり)松本康宏さん(32)。○六年春、宿泊客にデザートとしてプリンを出したところ、「おいしい。お土産で売ってほしい」と言われて本格的な製造を思い立った。
試行錯誤を重ね、○七年二月に町が札幌で開いたシンポジウムの会場でプリンを提供。好評を得て販売を決意し、同三月から同旅館やJR豊富駅の町観光情報センターで売り出した。
プリンは二種類。甘さ控えめの「白いプリン」(二百円)と濃厚タイプの「特濃プリン」(三百円)。添加剤などを使わずさっぱりとした後味が特長だ。松本さんは「牛乳本来の味が楽しめます」と胸を張る。
需要の高い夏場は、サロベツ原野のレストハウスサロベツや、町内福永の工房レティエでも販売してもらった。大型バスの観光客が立ち寄るレストハウスサロベツでは、一日三百個以上売れた日も。製造は松本さん一人で頑張ってきたが「今年の夏から、温泉の長期湯治客をパート雇用して増産したい」と話す。問い合わせは川島旅館(電)0162・82・1248へ。
(北海道新聞より引用)
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