帯広市教委は新年度から、市内四十一小中学校の給食に道産の減農薬米を使用する方針を固めた。従来よりも費用が百万円高くなるが、市教委は「よりこだわりを持った給食を提供していきたい」と話している。
道学校給食会(札幌)が今年一月、道産米の消費拡大を念頭に、道などでつくる道クリーン農業推進協議会が認証した減農薬米(YES!clean米)の使用を道内の各自治体に打診していた。帯広のほか、管内では新得が導入する方針。
減農薬米の品種は「ほしのゆめ」など従来と同じだが、生産時に農薬の使用回数を抑えている。従来のコメに比べ、値段が一キロ当たり五円高くなる。帯広では給食に年間二十万キロのコメを使用しているため、予算は百万円上乗せとなる。
市教委は、市食育推進計画にのっとり、給食での地産地消を推進している。しかし、コメは管内では調達できずにいた。市教委は「減農薬米の導入で、コメにこだわったということで、子供たちに自信を持って給食を出せる」と話している。
市教委ではまた、給食に出す冷凍コロッケなどの加工食品で地産地消を推進するため、商品を業者と共同開発する方針。
これまでは業者の商品リストの中から、地元食材が多く含まれているものを選んで購入していたが、例えば地元産のカボチャやジャガイモを使った冷凍コロッケを業者と共同開発することで、地産地消をより一層進めたい考え。今秋にも給食に登場させる方針だ。
このほか、祭りなどのイベントの際に、原料にこだわった給食をPRするため、展示パネルなどをつくる。
(北海道新聞より引用)
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